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トピックス16

ピストン、棚落ち。

棚落ちピストン
左は正常なピストン、右、棚落ち

 今回の痛恨のエンジンブローは、タービンブロー、ピストンの棚落ち、腰下までという最悪の結果に なってしまった。原因はどこにあったのか考えてみた。 ブローの原因の多くは燃調の不具合によるノッキング現象にあるらしい。 しかし私のクルマ場合、現車合わせでしっかりととっていたのでそれは考えにくい。 ノックレベルも出ていなかった。 思い当たるふしは、例のタンク内ガソリン偏りによる「ガス欠症状」。 それによる燃料カットだ。高回転時の燃料カットは命取りだということらしい。 もうひとつ。タービンが先に逝ってしまった様だが、 これはマイナーチェンジ前のタービンは、ブースト1.1が限界という掟を破り、 ノックレベルがでないことをいいことに、1.15まで引き上げたということ。 最後に、サーキット走行20回近くを重ね、ブローバイがかなり出ていたという事。 これらいろいろな要因が重なりブローという結果を招いたのではないだろうか。 しかし、詳しい事は専門家でないとわからないが、サーキットでは起こり得ることだという認識は得た。 皆さん気を付けてくださいね。パワーアップはほどほどに。
コレクタータンク
溶けたピストン

 棚落ちしたピストンは右の1番奥。4番ピストンだと聞いた。 ここはいきやすいのだろうか? 画像を見る限り、エンジン内で凄まじい現象が起こってた事が想像できる。 うーん・・・。クルマは壊さないことが信条だったのに、 よりによって大変なことになってしまった。 現在は、修理中。 ところがマイナー前のピストンが手に入らず、後期型のピストンに。 オーバーサイズなんですね。 で、シリンダーをボーリングして合わせることに。 なんだか、日本に一基しかないエンジンになりそうだ。 TAKUチューンのエンジンは如何に! タービンは予算がないので前期型リビルド品に。

次回の走行会でこのパーツの効果が明らかに!
 2000年11月21日(火)の仙台ハイランド、VICTORY走行会(旧スピマイ)最終戦にて復活する予定。 しかし”慣らし”は間に合うのか?それに、エンジンはオーバーホール済みでも、 くたびれてきている私のバージョン2。老体に鞭を打つのも過酷と言うものか? 華麗な復活劇といきたいもんだ、が・・・。

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