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サーキットドラテク

プロでもない私のようなものが、ここでこのような事を申し上げるのは
甚だ申し訳ないと思いますが、ひとりでも多くの方に、サーキットを
走って頂きたいので、「よっしRは、こう考えているんだ。」とでも思って読んでください。
全部、プロドライバーの受け売りですがね。
「私はこう思う!」という方は掲示板にお書き込み下さい。


インプレッサ
私がサーキットデビューしたのは、実はもう20代後半になってから。
小さい頃の夢が、今頃になって形としてできていくことに喜びを感じています。
プロのレーサーも、趣味として走っている人も
「速くなりたい!」という純粋な気持ちは同じですよね。

サーキットでのタイムアップの秘訣とは?
 基本的にサーキットは「楽しく走る」というのもいいんですけど、 せっかく計測してくれるんだから、もっと速く走りたいというのは 誰もが願っている事ではないでしょうか? そこでタイムアップを図るには3つのポイントがあると私は考えます。

1、走行車両のポテンシャル
2、ドライバーのマシンコントロール技術
3、コース戦略

この3つがバランスが取れて初めてタイムアップに繋がると経験上思います。
 1、走行車両のポテンシャル

 サーキットでは公道での走行性能や、最高速仕様、ゼロヨン仕様などの性能は全く当てにならないと考えます。 ベース車両のいいところを伸ばしてやっていくチューニングが最適でしょう。 例えば、重い車や軽い車、パワーのあるクルマやないクルマ、駆動方式の違い、等々によって チューニングの方向性が変わってくるでしょう。いくらパワーがあったってタイムが伸びない車は どこかバランスが悪いんですよね。ちなみに私のインプレッサはエンジンやタービンはノーマルですけど、 短いストレートだったらパワーのあるマシンでもストレートエンドまで追いついて来ませんよ。 理由は簡単なんです。コーナーの脱出スピードが、そのままストレートエンドまでの スピードの差になって現れるだけなんです。ピークパワーより扱いやすいエンジン特性、 そしてそれを的確に路面に伝えていく足とボディ。そこがポイントだと思います。
 2、ドライバーのマシンコントロール技術

 これは運転している人の感覚の世界なんでなんとも言えないんですが、 簡単に言えば、クルマが今どんな状況にあるのかリアルタイムに把握できて、 それに合わせて、アクセルやハンドル、ブレーキなど的確に操作できる事だと思います。 地球上は3次元の世界にあって、重力もあって、その中でGが前に行ったり、 後ろに行ったり、横に行ったり、それがあらゆる方向にベクトルが向いているから たまったもんじゃない。全神経尖らせて情報収集し、経験を積む事により、 ブレーキを踏めばこう動く、アクセルを開ければこう、ハンドルを切ればこうと いうのを体に叩き込むしかありませんよね。それには限界付近の挙動を 何度となく味わうしかないと思うのです。その挙動は一度経験したら次ぎは自分のものと 思って蓄積されるはずです。
 3、コース戦略

 いくらマシンがよくて、ドライバーの運転技術がよくても、コースの攻め方が悪ければ タイムはよくなりませんよね。私が考えるポイントは2つ。 低速コーナーはトラクションが抜けないように極力丁寧なアクセルワークを心がける。 高速コーナーは度胸一発、クルマを信じて全開で行く。 また、長いストレートが控えているコーナーは立ち上がり優先のラインをとる。 ストレートは全開の時間を少しでも長く取りたいので、ストレートエンドの コーナー手前フルブレーキは1メートルでも奥に取りたい。 すべてがこうとは限らないですが、いろんなラインやブレーキポイントを変えていくと 自分にとってのベストが見えてくるはずです。 友人の飛田とよく話すのが「捨てるコーナーと拾うコーナー」。 やみくもにどこでも全開じゃ速くないようです。

それではサーキットでお会いしましょう!

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