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インプレッサチューニング日記

ステップ別チューニング

 インプレッサに限らず、チューニングするといっても、一度にフルチューンできる人はほとんどいるとは思えません。 ここでは、私の体験に基づいた、サーキットを心地よく走るための「ステップ別チューニング」をご紹介したいと思います。 ノーマルでも悪いことはないんですが、どうせ楽しく走るならイジった方がね。 それにサーキット走る度、仕様変更すればその効果が判って、やる気がでるというもの。 (シャコタンが好きな私としては)チューニングは、私なりの車を長く楽しむ方法です。
私の師匠、大塚氏は言った。「車のチューニングはバランスが命」と。

私、よっしRの改造信念。「車は絶対に壊さない。」
もとい、「改造費より修理代の方が高くつく!」

インプレッサ ステップ別 サーキット走行会チューニング
ヘルメット、服装
はじめに サーキットを走る上で最低必要なもの。

 サーキットを走る上で必ずなくてはならないものがあります。 これは、これがなくては走らせてくれませんので、絶対というものです。 ヘルメット、グローブ、4点式シートベルト。 一般公道とは違う、サーキットの掟があります。
SCR-PRO オーリンズ TE37とRE540S
ステップ1
ブレーキ+サスペンション
+タイヤ


 はじめは、ノーマルの状態を知っていた方がいいでしょう。でもノーマルで走行会行くのはちょっともったいないかな。 仙台ハイランドのサーキットで一番はじめにぶつかる問題はブレーキ。そしてコーナリング。 2〜3周してブレーキがペタペタになり、恐い思いをします。コーナリングは今まで体験したことのないロールと、 タイヤのスライドにビビリます。そこで、ブレーキパッドの交換、ブレーキフルードを沸点の高いものに交換します。 サスペンションはノーマル形状と車高調整式とありますが、今は車高調でも最低地上高を確保し、バネが遊んでなければ 違法車両(整備不良)にはなりませんので、やっぱ車高調でしょう。スプリングだけとかもってのほかです。 タイヤは程度のいいラジアルでもいいんでしょうが、あくまでサスペンションとのバランス。 私は思いっきりSタイヤのSかRをお勧めします。

ポイント
 足廻りはバランスが大事。ブレーキとサスペンション、タイヤはセットと考える。
ピロアッパー ロアアームバーU
ステップ2 足廻りの剛性アップ

 次に考えるのは、パワーアップといきたいところですが、ちょっと待て。 仙台ハイランドのようなテクニカルコースではパワーがあってもタイムは伸びません。 その証拠にインテグラタイプRやシビックタイプRのなんて速いこと。 インプレッサは2リットルターボなんで、パワーは必要にして充分。 足廻りを煮詰めます。そこで剛性を上げてサスペンションを正確に動かします。 ピロアッパーマウント、ストラットタワーバー、ロアアームバー等の補強により、 足廻りのシッカリ感を作り上げます。するとまあ不思議、 コーナーの立ち上がりでふんばるではあーりませんか。

ポイント
 せっかく固めた足廻りも、力が逃げてしまえばサスの動きも意味はなし。
ロールバー
ステップ3 ボディの補強

 次にそろそろパワーアップ・・・。まだ早いです。 タイムアップしてくると、危険が待ち受けています。 そこで、ロールバー。あなたの命を守ります。 それだけではなくボディがくたびれてくれるのを保護します。 ボディ剛性もでます。

ポイント
 ボディ剛性がでれば、足が生きてくる。
N1マフラー アペックスパワーFC
ステップ4 ちょっとだけパワーアップ

 そろそろパワーの物足りなくなってきました。 きっとコーナーではGT-Rやスープラ、シルビアといったライバルに負けなくても、 ストレートで抜かされ離され悔しい思いをする頃だと思います。 そこでちょっとだけパワーアップしてやります。なんでちょっとだけかと申しますと、 インプレッサは無理なブーストアップはぶっ壊れるからです。 ノーマルの状態でもキンキンに絞り出しているので、かなりパワーアップするとすれば、 何から何までやらなきゃならなくなるので、ウン十万の世界になります。 はじめはマフラー交換といきたいところですが、マフラーだけじゃあまり効果なし。 急激なパワーの立ち上がりで速くなった気がするだけ。そこでどうせやるなら、エアクリーナー、マフラー、 フルコンピュータ、熱価の高いプラグといきましょう。マフラーとエアクリーナーだけでは、エンジンがぶっ壊れます。 フルコンピューターとブーストコントローラーでエアフロ、燃料と点火時期を調整することにより、見違えるようなエンジンに。 「なぬっ!?これがターボか?」と思うほど、レスポンスが良くなります。

ポイント
 給排気を変えれば、ロムのデータ書き換えは原則。現車合わせがベスト。
 エンジンの調子も、また何が足りないか見えてくる。
準備中
ステップ5 ハイパワーインプレッサ

 ここまでくると、日本一速いインプレッサを目指しているか、よほどの負けず嫌いか。 多分、350馬力以上は出ているでしょう。 タービンをまず用途に合わせた大きさのものを選び、大容量インジェクター、燃圧レギュレーター、 GT-R用燃料ポンプ、Z32エアフロ、大容量インタークーラー、大容量ラジエター、オイルクーラー、 等長エキーゾーストマニホールド、コンピューターリセッティング、等々、なんでもやってください。 きっといつのまにか、GT-Rが買える値段になっていることでしょう。 それでも、インプレッサで重量級ハイパワー車に勝つことに浪漫を感じる方は、是非やって欲しいと思います。 きっと、仙台ハイランドを2分2秒ぐらいで周って来るんじゃないでしょうか!

ポイント
 ターボ車の泥沼チューンに陥らないよう、どこで止めるかが正しい判断。
コクピット
その他 小物類

 その他、必要でなくても別にってわけじゃないんですが、私のお気に入りのアイテムをご紹介。 小径ハンドル。35パイぐらいのものが、慣れているせいかしっくりきます。 最近の車はエアバックがついていますが、ありゃでかい。 フルバケットシート。メリットがたくさんあって、あった方がいいですねー。 まず、体が動かない(沈まない)。重心が低くなる。シートが軽い。 多少、乗り降りに不自由になりますが、あんまり気になりません。 シフトノブ。実は私はこれはどうでもいいものですが、 このまえハイランドで見掛けたすごい速いシルエイティのシフトノブが 「水中花(!)」で笑ってしまいましたが、ちょっとカッコイイと思いました。 ドリフト族に見えて、実はサーキットオンリーで速いってかっこいいなあ。

ポイント
 ドラポジは自分のドライブスタイルに影響大。

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